圧倒的なスピードで技術を習得できたからこそ叶った、24歳での独立。

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挑戦の積み重ねから
仕事の楽しさを見出す。

調理専門学校時代、文化遺産である和食を一流のお店で学びたいと思い先生から紹介していただいたのが『名古屋浅田』でした。当時から「いつかは独立したい」という想いがあったので、規模の大きい店舗で働くことにより、自分の経験値が高められると感じ入社を決めたのです。1年目は、目の前の仕事に必死に食らいつくことで精一杯。ありがたいことに、聞いたら丁寧に教えてくれる、意欲があれば任せて貰える環境があったので、わからないことは何でも先輩に質問し、新しい仕事にも積極的に挑戦していく中で、自分にできることを少しずつ広げていきました。仕事の楽しさを感じられるようになるまでには2、3年かかったのではないかと思います。

調理から接客まで
基礎を徹底的に学べる場所。

『浅田』で幅広い知識や技術をスピーディーに身に付けられたことは、料理人としての自信にも繋がりました。早い段階で種類・価格帯などを問わず様々な食材に触れ、多様なご利用シーンに合わせた料理を提供できるほか、メニュー開発にも携わる機会がありました。また、蕎麦を手打ちしたり、夏には板氷を削って氷鉢の器を作ったりと、他では経験できないようなことにも挑戦できたのです。さらにはお座敷での研修や、なかなか手に入らない器など備品の知識習得と、調理以外のスキルも高めることができました。飲食業を営む上で重要な基礎を着実に自分のものにできたことで、より独立という夢を叶えたい気持ちが大きくなっていきました。

東京で勝負するため、
24歳で独立。

『浅田』で磨いた技術を武器に、食の中心地である東京で勝負するため、2020年8月、神楽坂にオープンしたのが日本料理『珀也』。料亭のような敷居の高さをなくし、カウンター席でお客様とざっくばらんに会話しながら、旬の料理を楽しんでいただくお店です。メニューの売りにしているのが蕎麦なのですが、まさに『浅田』で学んだスキルがそのまま活きています。お客様が楽しめる空間を提供している『浅田』と同じように、『珀也』も味だけでなく楽しい気持ちでお帰りいただけるよう料理やサービスを提供しています。私の夢はまだスタートしたばかり。今後も試行錯誤を続けながら、大切な一日を彩るお店として、幅広いお客様に愛される場所を創っていきたいです。


日本料理『珀也』片岡 晋也 さん

圧倒的なスピードで技術を習得できたからこそ叶った、24歳での独立。

日本料理『珀也』片岡 晋也 さん

「美味しい」と喜んでいただくために、他にはない料理を探求し続ける。

味感『ことほぎ』伊藤 元寿 さん

『浅田』での様々な学びや出会いすべてが、料理人としての礎に。

蕎麦『もり木』森 雅史 さん